看護師になるために最低限必要な資格は、国家資格である看護師資格です。
ほかの資格を取得していれば、転職や就職に役立つことはありますが、絶対的に必要なわけではありません。
しかし、看護師、医療にかかわる資格やスキルというものは数多くあり、取得していることによって看護師としてできる仕事の幅も広がるほか、看護師以外の道が開ける可能性があります。
看護師に人気のスキルのひとつとしてはセラピー系のスキルを上げることができます。
セラピー系のスキルは、一見医療施設で本格的に使われることがないように感じられますが、補完代替療法として積極的に取り入れている医療施設も多いです。
スキルを得ていれば、補完代替療法に参加できます。
セラピー系のスキルの代表である、アロマテラピーやリフレクソロジーについて簡単に説明しましょう。
アロマテラピーとは、芳香療法のことです。
エッセンシャルオイルを使用して、気持ちを落ち着かせたり、肉体を健康にする療法を言います。
患者の精神的なケアやコミュニケーションの活発化に役立ちます。
リフレクソロジーとは、いわゆる足もみです。
足の裏に存在している全身の器官や臓器につながる部位が存在しており、これをトリートメントすることで肉体と精神の健康を導くための療法を言います。
アロマテラピーやリフレクソロジーといったセラピー系のスキルは、身に着けることで補完代替療法に役立ちますが、自分自身のケアにも役立ちます。
このように仕事だけでなく幅広く活用できるスキルは、何倍もの価値を実感することができるでしょう。